「紅葉」 紅葉の便りに誘われ、奥多摩に行く。 色づいた木々の葉を観るに木々の一念の自己主張を感じる。 峠を登りつ車窓からみえる木々の自己主張 峠を登るほどにはっきりとしてくる。 峠の頂上から見える向こう側の景色は、辺り一面の自己主張。 ただ、周囲を見渡せば、そこだけは荒涼とした枯れ木の世界… …いつのまにか、我が愛車は秋を通り越したぞと想う。 藤次郎正秀